HOME > 診療科のご紹介 > 泌尿器科 > 当科について

泌尿器科

更新日:2019年07月31日

泌尿器科について

  • 泌尿器科では、尿路および男性生殖器の疾患の診断、治療にあたっています。
    対象となる主な疾患・病態は、頻尿や失禁など排尿症状全般、前立腺肥大症、過活動膀胱、神経因性膀胱、尿路性器炎症性疾患、尿路結石症、各種の泌尿器癌(腎癌、腎盂・尿管癌、膀胱癌、前立腺癌、精巣腫瘍、陰茎癌など)、勃起不全(ED)などです。
  • 50歳以降の男性に多くみられようになる前立腺肥大症に対しては、排尿症状でお困りの際に、薬物治療、手術療法を積極的に行っています。
  • 男女共通で加齢性に増加する過活動膀胱の診断・治療も、専門的に行います。尿意切迫感・頻尿・残尿感・尿失禁でお困りの際には、お気軽にお相談ください。
  • 高年齢人口の急激な増加や食生活の欧米化に伴い、前立腺癌症例が急激に増大しており、当院においても早期診断と治療に力を入れています。
  • 人工透析におけるブラッドアクセスの手術(内シャント設置術)についても、当科が担当しております。

いずれの診断や治療においても、患者さんに詳しく説明し、ご理解・納得をいただけるよう心がけています。

検査・手術について

  • 尿道膀胱鏡内視鏡検査は、主として痛みの少ない膀胱ファイバースコープを使用しており、膀胱癌等尿路腫瘍の診断に有用とされる狭帯域光観察(NBI;Narrow band imaging)が可能な内視鏡ビデオスコープシステムを導入しています。
  • 細径の腎盂尿管ファイバースコープを2019年5月に導入し、外来麻酔での腎盂尿管内視鏡検査やサイズの小さな腎尿管結石の摘出手術も積極的に行っています。
  • 前立腺癌の評価は、採血でのPSA(前立腺特異抗原)値の測定、拡散強調画像を含む前立腺MRI、直腸診による前立腺の触診、等による検診を行います。
    50歳以上で当科を受診された方には、PSAの確認をおすすめしています。
    前立腺癌が疑われた際には、確定診断や癌の悪性度の評価のために1泊2日入院で、仙骨麻酔下での前立腺針生検を行います。
  • 排尿障害の診断で、ウロダイナミックスシステムよる尿流測定や膀胱内圧測定が可能です。
  • 当院に設備のない体外衝撃波による尿路結石破砕治療(ESWL)は、近隣の病院へ紹介させてもらっています。その他の当院当科で対応が不可能な治療・手術等についても、近隣の病院や滋賀医科大学附属病院へご紹介いたします。

PageTOP